口腔外科/親知らず|祐天寺の歯科・歯医者なら|祐天寺 藤本デンタルクリニック

〒153-0052東京都目黒区祐天寺2丁目6−14 本郷ビル1F
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口腔外科/親知らず

口腔外科/親知らず|祐天寺の歯科・歯医者なら|祐天寺 藤本デンタルクリニック

口腔外科について

口腔外科について

当院で口腔外科治療として行うのは以下の治療です。

  • 通常の抜歯治療
  • 親知らずの抜歯
  • インプラント治療
  • インプラント治療に伴う骨造成

口腔外科は、口腔(口の中)、顎(あご)、顔面、ならびにその隣接組織に現れる疾患を対象とする診療科です。
親知らずの抜歯をはじめ、先天性の唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)手術、顎変形症、唾液腺疾患、良性・悪性腫瘍などの外科的疾患や、口腔粘膜疾患、神経性疾患、口臭症などの内科的疾患、交通事故やスポーツなどで生じた外傷なども治療対象としています。
口腔領域には歯が原因となるものからがんまで様々な疾患が発生しますが、こうした疾患を扱う口腔外科は、お口まわりの病気のプロフェッショナルでもあります。親知らずが気になる、顎が開かない、口の中が痛い、膿がたまっているなどの異常が認められたら、お気軽にご相談ください。

口腔外科でよくみられる相談・症状

  • 親知らずが気になる(大きなむし歯ができている/斜めに傾いて生えている、横に倒れて生えている/何度も腫れを繰り返す/歯並びを乱す原因になっている/顎の関節に影響を与えている/向き合う歯ぐきを噛んでいる、粘膜を傷つけている/周囲に嚢胞がある)
  • 口を開けると痛みを生じる
  • 噛んだときに歯に痛みを感じる
  • 口を大きく開けることができない
  • 口の開閉時に顎の関節から音がする
  • 頭痛や肩凝り、首筋周辺に異常がある
  • 耳鳴りや難聴など、耳周辺に異常がある
  • 歯の欠けや折れ
  • 口の中の裂傷
  • 顎の骨折や外傷
  • 口内炎が長引いている
  • 口の粘膜などに発生する良性および悪性腫瘍
  • 唇顎口蓋裂などの先天異常
  • 矯正治療だけでは治らない顎変形症
  • 血液疾患や膠原病など口の中に症状を表す全身疾患
  • 舌の痛み、味覚の異常、口の渇き

日常的に起こりやすい症状でも、詳細な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。お口まわりで気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。

通常の抜歯治療について

当院では極力歯の保存を前提に治療を行っていくことを信条にしておりますが、治療の過程でやむを得ず抜歯が必要な場合の抜歯も行っております。
全身状態や服薬の有無などを確認し、局所麻酔薬を使用し抜歯を行っていきます。
過去に歯科医院で麻酔で気分が悪くなってしまった場合や、恐怖感が強い方も一度ご相談いただければ、麻酔薬を変更したり、歯科麻酔科の先生と共に静脈内鎮静下で治療を受けていただくことも可能です。

親知らずの抜歯について

第三大臼歯、いわゆる親知らずの抜歯も困難な場合を除いて当院で抜歯を行っております。術前に撮影したレントゲンやCT画像を元に術式やリスクに関してご説明を行った後に局所麻酔下で抜歯を行います。
治療時間は口腔内の状況にもよりますが30分〜1時間である場合がほとんどです。
ただ極端にリスクの高い場合や重度の持病を抱えておられる方の場合は大学病院の口腔外科などにご紹介させていただく場合もあります。

親知らずの抜歯の流れ

1

カウンセリング

病歴・持病、ご要望、歯の状態を確認させていただき、治療の流れなどを説明いたします。

2

神経や血管の位置を歯科用CTで確認

まずは歯科用CTで、神経や血管の位置、親知らずの根を立体的に確認します。

3

抜歯準備

炎症が起きている場合は麻酔が効きにくいため、抗生物質を服用していただき炎症を抑えます。

4

表面麻酔と注射麻酔で痛みを抑える

表面麻酔を行い注射の痛みを感じなくさせたのちに、注射麻酔を行います。

5

「親知らず」を抜歯する

歯と歯槽骨(しそうこつ)の間には歯根膜(しこんまく)と呼ばれるクッションのような膜があり、そこから、専用の器具を使用して「親知らず」を引き離します(抜歯)。

6

抗生剤と止血剤を填入して縫合

抜いてできた穴の部分が、早く塞がるようにかさぶたの形成を促します。穴は抗生剤と止血剤を填入して縫合します。

7

翌日の消毒

抜歯の翌日は、出血・細菌感染などの確認と消毒を行います。状態によって薬を調整します。

8

1週間後に抜糸

抜歯後1週間ほど経過すると傷口が塞がってきますので、確認して問題がなければ抜糸をします。その後、3~4週間で傷口は完全に塞がり、骨は3~6カ月程度で回復します。※この期間には個人差があります。

抜歯後の注意点

・抜歯後、2~3日は安静にしましょう

術後2~3日は腫れや痛みがあります。また、かさぶたになるまでは出血しやすい状態になります。アルコールや運動、長時間の入浴など血行が良くなるようなことは避け、安静にしましょう。

・抜歯の穴の内部は触らないようにしてください

抜いた穴の中にできるゼリー状のかさぶたを、口に水を含み転がすなどして洗い流さないようにしてください。かさぶたを汚物と思って剥がしてしまうと、治癒期間が延びたり、傷口が細菌に感染したりすることがあります。

・腫れた時には軽く冷やす

下顎の「親知らず」を抜いた時に起こりやすいのが「腫れ」です。この腫れは軽く冷やすことで引くことがあります。頬の外側から冷却ジェルシートを貼ることも効果的です。

・1週間以上痛みが継続するときは注意が必要です

かさぶたが綺麗に出来なかったり剥がれたりした場合は、抜いた穴がなかなか塞がらず、骨の一部分が外から見えることがあります。この状態をドライソケット(治癒不全)といい、痛み止めを飲まないと耐えられない痛みが、1週間以上続くことがあります。目安として2週間経過しても痛みの状態が改善されなければドライソケットの可能性が高いので、受診してください。

インプラント治療について

詳しくはインプラント治療の項目を参照していただきたいのですが、これまでのインプラント治療の経験から皆様の口腔内において最適な治療計画を検査結果を下にご提案させていただきます。

インプラント治療に基づく骨造成について

インプラント治療を成功させる一番のポイントはインプラントを埋入する骨の状態です。ここの状態が悪いまま治療へ踏み切ってしまうとインプラントの長期安定は見込めません。そのため骨がない場合はインプラント治療の前段階として骨の環境を整える治療が必要になることがあります。
特にインプラントを埋入する骨の高さや幅がない場合は少し時間はかかったとしても、部分的に骨を造成させることが必要です。
これまで日本のインプラント治療の第一人者である波多野尚樹先生の下で教わった技術や、海外口腔外科の先生に師事し学んだ技術をベースに他院では断られてしまったような方でもインプラント治療を受けていただけますので是非一度ご相談ください。